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DLC部分に対応したバージョンになりました。

The Case of the Golden Idolの日本語化について

peter

ゲームに関して

The Case of the Golden Idolはミステリー小説そのものをゲーム(ただし、小説の下位互換となるテキストを読ませるだけのものではない)にしたようなゲームで、探偵ごっこができるいいゲームです。

18世紀のイギリスっぽいところを舞台にしていて、雰囲気の面白みもたっぷりです。

今回、英語が読めないと面白さを得るまでのハードルが高いゲームである本作を日本語にしました。
ある種の普遍性がありゲーム好きな人以外の鑑賞にも耐えうる優れた作品なので、できるだけ広く遊んでほしい、なので本ページでは適用方法まで丁寧に書いています。

まず買います。

steamlink

日本語化について

雰囲気とゲームとしての目的重視で大体は日本語にしています。

俺のローカライズ能力がすごいレベルなのでもはや最初から存在した日本語版って感じです。

とはいえ、一人で作ったのではなく、このゲーム自体を教えてもらった上杉カレー@dbs_curryにチェックを頼みました。
これがまた同じくゲームクリエイターなわけで、それも優れている。ゲーム作りというのはバーリ・トゥードなので突然のローカライズの直しだって出来るわけです。
彼は何の注文もなしに完璧な直しをしてくれました。
また、先んじて韓国語のローカライズをしているohgoru氏に技術的な面で援助いただきました。 特に画像の変換やツールの知識は氏の助力なしには調べてもわからないことだらけでした。 お二人のおかげで作業は一人でやる9.9倍は加速した。
この場を借りてお礼を申し上げます。

DLCと今後について

1/8/2024 DLC部分まで実装しました。
最初の版の元になったのはDLC2発表直前のもので、現在は最新版です。
DLCはより文脈重視となっているので、ぜひじっくりストーリーの余白まで読むくらいの気持ちで遊んでみてほしいです。

パッチ適用方法(Macは追加で色々あるので後述)

ゲームのパックファイルを差し替えます。
Windowsの方は
goldenidol_JP.Xdelta をダウンロード
Macの方は
goldenidol_JP_MAC.xdelta をダウンロード
Steamのライブラリで右クリック→管理→ローカルファイルを閲覧をクリック
steam ここからはWindowsとMacで少々違います。
Windowsでは
そこにgame.pckがあるのでxdelta patcherを使ってパッチしてください。
下記はダウンロードしなくても出来るように公開してるみたいです。
https://kotcrab.github.io/xdelta-wasm/
ようは、Original Fileにgame.pckを選択、Xdelta patchにダウンロードしたgoldenidol_JP.xdeltaを選択してApplyです。
それでゲームが改造イングされます。
Macでは
①インストールした「The Case of The Golden Idol」のappファイルを右クリック→パッケージの内容を表示
②Contents/Resources/The Case of The Golden Idol.pckを上記の日本語化pckファイルに置き換える
これはWindowsと同じで、Xdelta patcherをどうにか使ってここでダウンロードしたものに改造する必要があります。
更に、適用したあと、MacOSは証明書とかうるさいので
③上の階層に戻ってappファイルをそのままダブルクリックすると「”The Case of The Golden Idol”は壊れているため開けません。ゴミ箱に入れる必要があります。」というエラーが表示される。
この場合、ダブルクリックではなく右クリック→開く で表示されるウィンドウ内の「開く」を押すと無事に起動できます
(参考:https://child-programmer.com/m-v-app-broken-2022/)
どちらにしても戻すときは
Steamのライブラリで同じく右クリック→プロパティ→インストール済みファイルに「ゲームファイルの整合性を確認」とあり、これをやると元の最新版に戻ります。

おまけ

お勧めするべきところを詳しく書いた
The Case of the Golden Idolの日本語化をしました。①
The Case of the Golden Idolの日本語化をしました。⓶
を書きました。今見直したら⓶はどうでもよかったのでリンクを外しました。なんだこれ?
一般の人は文字を読める量に限りがあるらしいので新聞に載るサイズくらいの文章で書いてみたんですがどうでしょう。
あ、それで思い出した。⓶はですね。ローカライズやゲーム作りについて気軽に手を出してもらえたらなと思った啓蒙思想で書いたんだ。どうでもよかったですね。

では皆様にも、グリフォンのご加護がありますよう。
2023/9/16 yupika拝